マグナム刑事:ディック・マーラー

クラブ『デカマラぞふの兄弟』(複数ゲイプレイ専門店)、グランドオープン。
(兄弟店『罪と罰』(新感覚SMクラブ)もよろしくね!)

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刑事「デカ長、こちらが今回のホトケです」
デカ長「おうご苦労。・・・・・・むう、こいつはひどいな・・・」
刑事「ええ、鋭利な刃物で刺されたような痕もありますし、加えて殴られたような痕も」
デカ長「よっぽどの恨みを持った人間の犯行か」
刑事「そのセンが濃厚でしょうね」
デカ長「凶器の特定も難しそうだな」
刑事「鑑識に任せてはいますが」
デカ長「ひとまず拝んでおこうか」
刑事「そうしましょう」
デカ長「合掌。チーン」
刑事「チーン。チーン、チン・・・!・・・チンポ!」
デカ長「お、やりますな!」
刑事「デカ長、凶器がわかりましたよ!」
デカ長「え、もう!」
刑事「ええ、このガイシャのベッドを見てください」
デカ長「おびただしい鮮血だな。最初に見たときからここで殺されたとは思っていたが、これがどうした」
刑事「ええ、おそらくガイシャはここで殺害されたのでしょう。ですが、それだけではないのです。デカ長、この血だまりをよく見てください」
デカ長「ん、これは・・・これはオリーブオイルか!」
刑事「そう、オリーブオイルです・・・!」
デカ長「なぜオリーブオイルが・・・ま、まさか!」
刑事「そうです、デカ長! おそらくガイシャは何者かにその巨大なマラでプレイ中に突き殺されたのです!」
デカ長「・・・・・・ッ!!」
刑事「ガイシャは犯人と肉体関係があったのでしょう。それも濃厚なモーホー関係です。おそらく普段と同様に熱い一夜を過ごそうと、オリーブオイルをアナルに使用しプレイに耽っていたところ、そのデカマラで直腸破りをしてしまったのでしょう・・・」
デカ長「ア、ナールほど! ・・・なんということだ・・・故意か? 過失か? そこが曖昧にはなってくるな・・・」
刑事「それはなんとも・・・」
デカ長「真夏の夜の夢・・・か・・・。だが、この鈍器の様なもので殴られた痕はどう説明する?」
刑事「それも実は単純な話です。死亡前か後かはわかりませんが、おそらく同じ凶器、ビッグキャノンでひっぱたいたのでしょう。それだけの話ですよ」
デカ長「なんと恐ろしい・・・だが、これでホシも絞られてくるな」
刑事「ええ! ガイシャと関係のあった人物を洗っていけば自ずと辿り付けるでしょう!」
デカ長「そうか! いやあ、これで事件も無事解決だな! よし、今夜は飲みに行くか!」
刑事「え、いや、いいですよー」
デカ長「何言ってんだ! お手柄だぞ! ここは俺がドーンとおごってやる! なんでも食いたいもの言ってみろ! おっと、でもフランクフルトは勘弁してくれよ!」
刑事「やだなあ、デカ長!」
二人「アッハッハッハ」

(つづく)