やっぱりただ“フェラ”って言いたいだけ



イエニスタ・ユタカ:
キミ 愛車はフェラーリかね


自分:
そうですねえ
靴はフェラガモですよ


さて
帰ります
さいなら


イエニスタ・ユタカ:
待てよコラ
人に帰るなと言っておいて
お前だって取り込んでるんやろうが


自分:
もう終わった
フェラーニ終了


イエニスタ・ユタカ:
けっ
せっかく待っててやったのによ
帰りんしゃい
フェラーチオ


自分:
それ
そのまますぎるんですけど


イエニスタ・ユタカ:
イタリア人だもん
仕方ないじゃん


自分:
あんた 90%グレーですよ*


(*90%グレー→この頃、心の暗黒度をMS Officeみたいにして表していた)


イエニスタ・ユタカ:
オレ明後日から夜ずっと仕事だから
今週フェラガモとご一緒できる日はないかも知れません
そうすると
真人間に戻ってしまうかも知れません


自分:
100%ホワイト
期待してます


ちなみに今日の終了メドはどうですか
ここもグレー度合いを変えるチャンスだと思うんですよ


『いいや、めんどくせえ』つって帰る
→95%グレー


『つらいけど、ちゃんとやっておこう』
→50%グレー


イエニスタ・ユタカ:
じゃあ80のラインはキープしたいんで
ちゃんとはやらないけど
もうちょいやっていきます


自分:
そうしてください
オレは家で洗濯物を取り込みます


そして


イエニスタ・ユタカ:
フェラをします


おっと
80のラインをまた超えそうになってしまった


自分:
もう超えたよ
やったね
フェラチオ・ボッキーニさん*


(*タモさんがオーダーしている服のブランド名がこうなっているのは有名)


イエニスタ・ユタカ:
せめてさあ
フェラチオ・デ・ボッキにしてくれない?


自分:
どっちでもいいよ
そんなもん
じゃあオレ強い酒飲んで寝るから


イエニスタ・ユタカ:
フェラに入ります


風呂に入ります


自分:
好きなだけしゃぶっててください
自分のを


イエニスタ・ユタカ:
お疲れ様です


自分:
企画書にフェラとか書くなよ