『シャバダバロック100選』#017 シャバ&チル&ダバ

いわゆるひとつのサブスクのおかげで家にいながら沢山の音源に触れられるようになりましたな。有難いことなんだけど、タワレコとかユニオンとか小滝橋通り沿いのブート店に全然通わなくなって情報にすっかり疎くなってしもうた。やっぱり意味なくても店に通って、聞いたこともないバンドの作品を手に取って、ジャケを眺めてどんなアルバムなのか思いを巡らせることも重要なのかもね、なんてね、そうかもしれないしそうじゃないかもしれないよね。

 

シャバダバロックつってるけど、べつにこれはロックじゃない。というか、チル。こいつはチルいぜ。フォーキーな調べに目をつむって想像上の焚き火に手をかざしてチルチルしていると、だんだんと途中からフォーキーかつダンサブルなリズムになっていくので要注意だ。思わず想像上の焚き火を蹴飛ばして辺り一面火の海よ。たぶんキャンプしながら聴くと、マジで気持ちいいこと請け合い。ですが、なんと怒涛の2枚組で通して聴くと80分もかかってしまうので、それもまたチルだぜ。