その夏のサマーはソニックだった

8/9。オレは千葉県は幕張にいた。プレナ幕張やIBMのビルなど誘惑は数知れなかったが、それでも大人しくメッセに向かったのだ。


8/9 Teenage Fanclub → WAR → The Flaming Lips


見たいような、さして興味は無いような、でもやっぱり見たいのやら見たくないのやら、オレたちに明日はあるのやらないのやら(別にシャブとかはやってない)というわけでTeenage Fanclub を拝聴。知っているような知らないような曲を浴びて、それとなくピョンピョコ跳ねていると目当ての時間はいつの間にか迫っていたのだった。


ティーネイジに別れを告げ、目指すはビーチステージ。これまた興味があるんだかないんだかよくわからないWARのライヴを見に行く。
開始が遅れる中、強い雨に打たれながらもやる気があるんだかないんだからわからない音チェックを見てのんびりとビールを飲む。(シャブはやってない)


で、結果から言ってしまうと、このライヴはめちゃくちゃ素晴らしく、間違いなくオレにとってのベストアクトとなったのだった。今まで見たすべてのライブを合わせても3本の指に入る。オレのアナルには3本は入らない。3本は多いからせめて1本にしてくれ。それはともかく、知っている曲がなくたってカラダは動く。バンドも観客もなんだかいい加減で楽しそうだ。そんなグルーヴに飲み込まれ、オレもピョンピョコピョンピョコ。「ウォー、ウォー」と叫びつつ、夏の思い出を築いた。(シャブなどの効果ではない)


ラストに選んだのはフレーミング・リップス。とりあえずオープニングでメンバー全員がオマンコから出てきたのにすこぶる感動。そしてなんの説明も無いままステージで踊り狂う着ぐるみたちに「一体なんやねん!」というツッコミを与える事も無く、風船を弾き飛ばしながら、オレは言いようのない多幸感(シャブとかではない)に包まれ、幕張を後にしたのだった。


とにかくWAR、めちゃくちゃ凄かったです。これ見てない人、もったいない。