落ち葉と共にトキメキは散っていく



『謎の密室連続殺人!犯人は12ページ目に書いてある!』っていう500枚の小説書きたいな。

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飽きっぽさなら自信のあるオレ。
やることなすことすぐ飽きる。
その所為もあるのか、流行りモノも大好き。飛びついてはすぐに捨てるの繰り返し。


でも、おかげで感性敏感なトレンドセッターって言うんですかね、そんな感じの男になりました。
デザートはいつでもパンナコッタ。筆箱はキキララのやつ。電車の中ではたまごっちに夢中。すいません、DSってなんですか?新しいテレビのなんやかやとかそういうやつ?


そんな飽きっぽいわたくし、持ち物だけじゃなくて身の周りの環境にもすぐ飽きる。人にも飽きる。だから家族だって捨ててしまう。仕事だって捨てちゃうぞ。
そのうち自分という存在まで捨ててしまえたらいいですね。よくないですね。

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Grizzly Bear / Veckatimest (2009)


さすがに戸籍まで飽きて変えちゃうとなんか色々と問題が起きそうですが、環境を変えるのはいいことだと思うんです。環境を変える目的は様々だろうけど、オレの場合はとにかく快適を求めることが多いです。この快適っていうのは実はクセ者で、快楽とは違って非常に飽きづらい。快楽は飽きやすいんだけど、快適ってのは飽きない。飽きないから、そのままそこにドップリ浸かってしまう。で、気がついたときにはそのぬるま湯に浸かったまま取り返しのつかないボンクラ野郎に堕していることも。
恐ろしいんですが、そんな快適を作り出してくれるこのアルバム。柔らかく気持ちのいい手に絡め取られるような感覚を味わってくれればいいじゃないの、と思います。


余談ですが、オレ、快適な状態にいるときこそ危機状態だと思ってます。本当に時間だけ過ぎて何も成長してないってことに陥りがちですよね。「なんか今具合いいなあ」って感じるときこそ本当は動くべき。「今、ヤダなあ」というときももがきましょう。つまりは四六時中、ひねもす足掻き続けましょう。


それにしても、久しぶりに音源紹介したな。音楽のことって読んでくれてる人いらっしゃるのかしら。