気持ちはサッパリ、トークはネッチョリ



つい先月、毎年恒例「お前、しばらく会社来なくていいよシッシッ」指令により、北の大地は北海道に人生初侵攻してきました。


開けた大地、真っ直ぐ伸びる道路、雄大大自然、そしてアブラと汁と欲望渦巻くすすきの。
しっかり満喫してきました。えがった。


でもたぶん、これから先の人生で再び行くことはないとみた。許せ、北の大地。チェーン店「北の味紀行」には通うから応援してくれよな!

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New Season

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生まれ育ち、生来の性格のせいでしょうが、どうにもこうにもネッチョリとした人情というか優しさというか、そういうのが苦手なアタシ。北海道の人の優しさはちょっとアタシにはコッテリ気味でした。ありがとう、北の大地よ。キミたちはちょっと優しすぎたぜ!優しすぎて、アタイ、ダメになっちゃう。
とはいえアタシも人情でならした下町出身。下町といえば人情。思いやり。寅さん。そしてチンピラ。だが、しかし、多くの方が誤解していますが下町の人ってぇのは実際のところは人情に篤いどころか真逆のサッパリ気質。いやホントに。寅さんとか大嘘だから、あんなの。ありえない。
そんな「悩んでんなら、死ね」と人をライトに平気で突き放せるドライな貴方にぴったりのスパングルの新譜ですよ、と。
活動休止中じゃなかったっけ?という疑問はさておき、どんなもんかとプレイヤーにシャバダバと挿入すれば溢れ来るのはギターの轟音。
スパングルらしからぬ、といった印象のハイテンポな音の群れに身を委ねる心地よさはたまらぬものがあります。ちなみに後半はいつものスパングルらしい楽曲で、それもまたグッドベターバターです。