「ボク、こんなに友達たくさんで毎日楽しいんですヨ!」

ソーシャル・ネットワーク』をちょちょいと観ました。


■フェイスなブックがどうしたとか、話題作だからどうした、ということではなく、大好きなデヴィッド・フィンチャーの作品だから観てみました。


■人間の浅ましさや愚かさ、身勝手さがよくわかるような気がしましたが、気のせいかもしれません。


■主役すなわちザッカーバーグがやりたい放題な具合で、「いいね」と思っていましたが、案の定周りの人とトラブルばっか起こして途中から「どうでもいいね」と思いました。


■途中グースカ寝ちゃって内容がほとんどぼんやりしてるのは内緒です。


■グースカ寝たといっても以前『エアベンダー』を映画館に一緒に観に行ったのに、途中フガフガ寝ちゃって起きたときに「あれ?一体どういうこと?」とかほざいたどうしようもないポコチン野郎のダチとは一味違います。


■でも素直に言うけど、オレにとっては、とってもけっこう退屈でした。フィンチャーの作品の中ではけっこうガッカリ部類。


■なんでつまんなかったのかな、と考えてみましたが、まず一番大きな理由はオレ自身がフェイスなブックを好きじゃないから。別にフェイスなブックの話ばっかしてる映画じゃないですが。ハードルは高かったぜ。


■で、なんでオレがフェイスなブックを好きじゃないかというと、大きな理由の1つは、あすこは「リア充のための世界」だから。非リア充としては、大いに妬み・嫉みの炎が燃え上がります。ただの嫉妬です。そこは認める。認めてやるよ!でもなぁ、クソ面白くも無い生ぬるい善意のやり取りなんか見たくねえんだよ!ケッ!


■もう1つ、決定的な理由。そいつは、オレ別に他人に自分の暮らしを見せて、「いいね」とか何らかの反応貰っても全然嬉しくないということ。嬉しくない、というか、オレにとっては全然楽しいことじゃない。つうか興味がない。人から見られたい欲求、認められたい欲求、承認欲求だっけ、承認というか称賛というか、とにかくそういうのに全く関心がないです。顔見知りに「いいね」とか言われてもこっちは「はあ、そうですか」と思うばかり。正に「どうでもいいね」!


■自分のことじゃないからといって、リンクの紹介とか、ダジャレとか書いてもねえ。あんま楽しくないっすよね。


■じゃあブログやツイッターもやめちまえ、という声が聞こえてきますが、それはそれ。これはこれ。ブログとかのいいところは本当にただ言いっぱなしのヤリっぱなしにできるとこ。思いつきで「あふう」と垂れ流しておしまい!後は野となれ山となれ。したいときにウンコできる喜びとか快感に近いものがありますな。この気楽さはやっぱりやめられませんぜ。