俺たちボールを持たないフットボーラー

自分:
今シーズンはマンUの方がマンCより強そうだしな
ペップ危ないよ


イエニスタ・ユタカ:
あまり補強目立ってないよね
しかしマンUって全然勝ってないのに
一体どこから金が湧いて出るんだか
チェルシーしかり
あのあたりのクラブの幹部が羨ましいよ


自分:
クラブの幹部って
いったいなにやってるんだろうな


イエニスタ・ユタカ:
マンU
レアル
このあたりの幹部はもう天国なんじゃないか
ああ!
レアルのプラナーとか
やりてえな!
バルサはいやだよ
なんか哲学とかめんどくさいこと
言ってきそうだから


自分:
レアルはな
いい選手をぶんどるぞ!
以上、終了だからな


イエニスタ・ユタカ:
後は
ビジュアルが良ければ
なお良し!
ブサイクNG!


自分:
「ユタカディレクター、ポグバ、取りませんか」


イエニスタ・ユタカ:
「ダメ!」
「上手いし、年齢も若い。
でも
見た目がダメだ。
レアルにふさわしくない」


自分:
「じゃあバルサとかプレミアあたりに任せときますね」
「では、ロイスはどうしますか、ディレクター」


イエニスタ・ユタカ:
「GO!だ」
「言わずもがなだ」


自分:
「中盤、もうかなりダブついてますけど」
「それでもいきますか」


イエニスタ・ユタカ:
「もちろんだ
ドルトムントに忠誠を・・・』とか言ってきたら
札束でひっぱたいて来るんだ」


自分:
「移籍のときのコメントも一応考えておいてあげましょうか」
「『新しいチャレンジを』的なやつ」


イエニスタ・ユタカ:
「そうだな。ついでに「レアルはずっと特別なクラブだった」とかそんなニュアンスも入れて欲しいな」


自分:
「承知しました。そこのあたりはうちのPRのやつに書かせておきましょう」
「いくらまで札束積みますか、1億ユーロくらいっすか」
「できればここは派手にまた最高金額を塗り替えるのもよいかと」


イエニスタ・ユタカ:
「1億ユーロで行こう」
「あと、なんならもう1億でフンメルスも獲って来れないか」


自分:
「こないだバイヤンに移籍したばっかっすけど、まあやってやれないこともないでしょう」
「あいつはカネに転びやすいですから、容易いことかと」
「それを機会にペペでも売払いますか」


イエニスタ・ユタカ:
「そうだ、ペペをトルコかポルトガルあたりに売ってくるんだ」


自分:
「CR7がちょっといやがりそうですね」
「まあ、もうちょっと彼に給料弾んで、広報露出をもっと増やせばおとなしくなるかと」


イエニスタ・ユタカ:
「なんならヌード写真集でも出させてやればいい」


自分:
「それか特別待遇で監督の真似事させてやりますか」
「いっそのことヌードで監督でも」


イエニスタ・ユタカ:
「いいね。タマには選手兼監督でもやらせてご機嫌とっておきなさい」


自分:
「ではそのように」
「誰が監督やったって同じですからね、今のメンツなら」


イエニスタ・ユタカ:
「その通りだ」
「後はできればイケてるサイドバックが1人欲しい。マルセロは実力はあるがビジュアルがアレだ」


自分:
「うーん、実力的にはアラバなんですけどね」


イエニスタ・ユタカ:
「言わせるなよ」


自分:
「では、いっそロイスをコンバートしましょう」


イエニスタ・ユタカ:
「それはちょっと、ディフェンスが不安じゃないかね」


自分:
「いやまあどうせ攻撃陣ダブついてるし」
「なんとかなるでしょ、ロイスなら」
「そこそこやってくれますよ」
「少なくとも日本代表のサイドバックよりはうまいですよ」


イエニスタ・ユタカ:
「内田もビジュアルは悪くないんだけどな」
「それにしてもどうしてこうサイドバックが本職のやつは
ゴリラみたいなやつばっかりなんだ
ダニ・アウベスに
エブラ
アシュリーコールに
アラバ
もともと
カフーとか
ロベカルとか
ゴリラポジション」


自分:
「日本のサカイってのもゴリラそのものですよね」


イエニスタ・ユタカ:
「ザ・ゴリラ」
「ちなみに、そのサカイとは
ゴートクのことかね ヒロキのことかね」