ワンタンメンとタンメンはぜんぜん異なるものだ

ウォッチメン』を観ました。


って、この書き出しで始まるブログが日本でどれだけあることか。
とりあえず受けた印象のメモ。


■男の子のための映画って感じ。女性よりも男性の方がハマるだろうなあ。


■そして多くの男がストーリーテラーでもある“ロールシャッハ”に惚れるとみた。トレンチコート、売れるね。多分。オレも買おう。


■それにしても“ロールシャッハ”を演じたジャッキー・アール・へイリーってこんなカッコいい役者だったっけ?この人いつもはマヌケなバカ映画ばっかり出てなかったっけ?バカが時折見せるカッコよさはいいよね。近頃は若いくせにそれをやたらと見せたがる芸人が多いのがイヤだよね。


■50〜70年代のアメリカの政情やカルチャーを事前知識で持ってないと楽しさは半減しちゃう。


■だから音楽についてもその時代の事前知識があると「おっ!」ってなるのでウキウキポイントアップ。時代は変わる!ロックバルーンは99!NENA!うひょーって感じです。
マイ・ケミカル・ロマンスの『Desolation Row』にはズコーッてなったけど。


■“オジマンディアス”の役者が「こいついかにも『スケベです!』ってツラしてんな」って顔してて最高だった。


■セックスシーンで女優の方が腰をヒコヒコ動かしてるのを見て、「アメリカって積極的ですごいなあ」と思った。


■なんといってもあの全員の「ウォッチ!」と言いながら決めるダンディ坂野ばりのおもしろポーズが最高。ウソだけど。


■とってもおもしろかったです。