胸に広がる甘酸っぱい入道雲

サマーウォーズを観てきました。
観終わった後、オレたちの夏はまだ始まったばかりやで!と思いましたが、外はもう秋ですね。ああ。


※以下、若干のネタバレを含むかもしれない歪んだ感想があります。


富司純子の演技がいいなあ、と思います。


■ラストの方。主人公の「よろしくおねがいしまーす!」というセリフが、どうしても名作『Mr. BOO!インベーダー作戦』における広川太一郎の名吹き替えゼリフを思い起こさせる。
あのマイケル・ホイが女装してテレビ局に潜入するシーンのやつ。あの「おねがいしマァース!」ってやつ。


■なんだかんだでみんなOZモールに依存しすぎ。0歳児に近いガキまでアバター持ってるってどうなのよ。これは現代の人類に対する警鐘やで!(てきとう)


■なんで最終的にヒロインは主人公にホの字になったのかしら。その理由を一緒に観た友人に問うた所、
「命がけで家族を守ってくれたからじゃないの」
とのこと。ああそうか。結局自分のためにあれやこれやしてくれたから惚れたのか。てめえのことだけか。若いね。まあ、人生って結構厳しいからネ!(てきとう)


■以下、その友人との会話の断片。
「あれ、最終的に主人公とヒロイン2人は付き合うことになったんよね」
「そうじゃん? まあ、あの後大学生になったらどうなるかわからんよね」
「まあね」
「いろんな人と出会うもんね」


■「旧家とかめんどくせえ」
「絶対結婚とかムリだろ」
「社長令嬢と結婚すんのもあんな感じなんかね」
ゲンナリするよな」
「婿の哀愁ってもんを感じるな」


■「おばあちゃんの誕生日に集められて、いちいち出し物とかさせられんだよ?」
「会社の宴会芸よりキツイよな」
「会社だったら部署異動とかあるからいいけど・・・」
「血縁関係だったら永久に逃れらんねえよ。ミス許されないよ?針のムシロだ。八方塞がりやで!」


■とってもけっこうおもしろかったです。