新潮文庫100冊読んでやるキャンペーン ①

一生に一度くらいは100冊全部読んでみるのも一興じゃないかそうじゃないかということで読んでみました。きっちり全部の感想を述べたりそうじゃなかったり。オレの評価は基本的に激甘です。
まずは20冊。


★★★ 一生本棚に置いておきたい傑作。
★★  一応とっておいて、時間がたったら再読してみようか。
★   たぶん速やかに遅滞無くブックオフ行き。
(無星) ノーコメント。推して知るべし。


ラブレス (新潮文庫)

ラブレス (新潮文庫)

★★
想像してたよりも、ずっとよかった。女ってのは大変だね。男も大変だけどね。女もつらいよ。
しゃぼん玉 (新潮文庫)

しゃぼん玉 (新潮文庫)

★★
意外と素直なポンコツ主人公が、いかにも「いかにも」な感じだけど、それはそれで。救いなんてもんはけっこうそこらへんに転がってたりする。
ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)


再読。やっぱりなんか説教臭い。
きみはポラリス (新潮文庫)

きみはポラリス (新潮文庫)

★★
恋愛小説なんて読めるかよケッ、と思いつつガマンして読んだ。背中がゾワゾワもやもやして「やるやないけ」と思った。中村うさぎの解説もよかった。
ひとり暮らし (新潮文庫)

ひとり暮らし (新潮文庫)

★★
10年たったらまた読もうと思う。
ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)


一時期、伊坂作品にハマって片っ端からふうふうハアハアと息を荒げながら読みまくっていたら、飽きた。伊坂さんに罪は無い。読み急いだオレが悪い。
下町不思議町物語 (新潮文庫)

下町不思議町物語 (新潮文庫)



「オー」と思った。チビッコはどんどん読もう!
さくらえび (新潮文庫)

さくらえび (新潮文庫)



もういいよね。
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)


数学は好きだし、興味のある内容だけどね。「ま、みんながんばれヨ!」と呟いた。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)



「ウー」と思った。たまんないね。現代の病める島国ジャパンだね。
江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

★★
なんだかんだで面白い。でもほとんど知ってる作品ではあったけど。
きことわ (新潮文庫)

きことわ (新潮文庫)


むずかしい。そんなにややこしいこと言うなよ。おじちゃんはもう難しいことはいいんだよ。
虫眼とアニ眼 (新潮文庫)

虫眼とアニ眼 (新潮文庫)

★★
おじいちゃんたちがプリプリしてる。もうちょっと肩の力抜けよ!気楽に行こうぜ!でもその感じ、いいぞ!
ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)


「そうっすか」と思った。「いろいろありますね」と。
こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

★★★
再読。何度読んでもやっぱりいいなあと思う。文章ひとつ抜き出しても質が高い、ような気がするのはオレの固定観念のせいか。
何があっても大丈夫 (新潮文庫)

何があっても大丈夫 (新潮文庫)


「大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれませんよ」と思った。
最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)


恋愛とかどうでもいいって。それよりもメシ食おうぜ。
こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)

こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)



歴史にまったく興味がないのはまだ変わらなかった。そんな歴史無関心の自分に乾杯。
あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)



『昔の恋人に電話したくなる本No.1』。いや、そんなことなかったよ。酒は飲みたくなったけどね。あと、こういうタイトルは、あたしゃ嫌いだ。
友情 (新潮文庫)

友情 (新潮文庫)

★★
再読。20歳の頃に読んでいたく感動感激した記憶と共に、少し汗ばみ震える手で読んだら、そんなに心震えなかった。あれえ? もう友情すらどうでもよくなっちゃったのかな、ということに気づかせてくれる不朽の名著。You-Jo。ヘイ、ジョー。