新潮文庫100冊読んでやるキャンペーン ②

21〜40冊。


★★★ 一生本棚に置いておきたい傑作。
★★  一応とっておいて、時間がたったら再読してみようか。
★   たぶん速やかに遅滞無くブックオフ行き。
(無星) ノーコメント。推して知るべし。



燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)


非国民なので司馬先生の御本は一冊も読んだことがござらん。今回初めて読んだで候。結論から申し上ぐると、オレは燃えよデブゴンの方が好きだし、こういう話はもう鉄矢の「今朝の三枚おろし」があれば十分ですたい。
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)



「君は一体何を言っているんだ」と思いました。
沈黙の春 (新潮文庫)

沈黙の春 (新潮文庫)

★★★
再読。毎度毎度絶対に読み終わった後、太い溜息が出る。
アクセス (新潮文庫)

アクセス (新潮文庫)


あっという間に読める。もうね、ピュッピュって感じで読めます。そしてちゃんとけっこうおもしろいです。
ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

★★
再読。2年たったらまた読もうと思う。けっこう暗い話だよね。
星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

★★
再読。この年齢になって読めばまた新たな発見が、などということは特になく、しかしそれでもやはり不思議と心に何かが残る作品なのでした。
檸檬 (新潮文庫)

檸檬 (新潮文庫)

★★★
再読。短いからガキでも読めるし、すぐに疲れちゃうおじいちゃんでも読めますな。そして何度読んでも胸がゾワゾワするこの感じがアレだな。
レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)

レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)

★★
世界のことなんてどうでもいいし、オレがよければそれでいいんだけど、そうも言ってられないかもね、と思わせてくれる好著。
桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)

★★★
ガーン!ときてバーン!とくる傑作。ノンフィクションものも侮れないし、つくづくこの事件はスットコな事件だと思わせてくれる。
羅生門・鼻 (新潮文庫)

羅生門・鼻 (新潮文庫)

★★
再読。けっこう内容覚えてないもんだよね。柔らかい文章だなあ。
塩狩峠 (新潮文庫)

塩狩峠 (新潮文庫)


再読。やっぱり暗いわー。貧乏くさいわー。もっとこうさ、パーッといこうぜ!
押入れのちよ (新潮文庫)

押入れのちよ (新潮文庫)


こちらもピュッピュ型小説。おもしろいっすよ。「あー、おもしろかった」つって何も残らない。そこがいいんじゃない!本なんてそれでいいんじゃない!これはマジで褒めてるんですよ!
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)



春樹は遠くに行ってしまった。水丸もあのヒゲをショボショボさせていることだろう。
キケン (新潮文庫)

キケン (新潮文庫)



チビッコ、急いでこの本を読もう!大人は読まなくても、いいぞ!
龍は眠る (新潮文庫)

龍は眠る (新潮文庫)


実は宮部作品を初めて読んだ。この本はさほど強い印象は残らなかったけど、他の作品も読んでみようと思った。けっこう骨太。
風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)


再読。風はビンビンに立っている。そして答えは風に吹かれているマイフレンド。これを読んでいたオレを見た母ちゃんが「それ昔読んだわー、まー、なんだか面白くもなんともなかったわー」と嬉しそうに吐き捨てた。
「ハイ、わかりました!」という感じ。
海と毒薬 (新潮文庫)

海と毒薬 (新潮文庫)


再読。中学の頃のような瑞々しい感受性は既にドブに捨てたので、なんかもう、「いいじゃん、そんな悩むなよ!」とお気楽な感想しか出てこなかった。
レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)


「あれ?なんで有川さんの2冊あんのかな、買い間違えたかな?」と思ったけど合っていた。そんだけ売れているってことか。こっちは少しジュワーとした、心が。
車輪の下 (新潮文庫)

車輪の下 (新潮文庫)

★★
再読。愛すべきポンコツ野郎のお話。20代のときに読めば一緒に死んじゃってたかもしれないが、30代も半ばになると、「まあ、いいじゃない!」と言えるね。あとあんまり車輪の下とかいない方がいいよね、あぶないもんね。