【南米モン遊記】7日目

すげえ。すごかったよ、イグアスの滝。悪魔ののど笛。


ここまで来るのに、煩わしいことも多かったけど、そんなイライラも忘れる。
間近で見ると、それくらいの威圧感があった。


昨日は「天使的」とか思ったけど、「悪魔ののど笛」というのは正しいかも知れない。
人智が及ばない、自然の暴力的な力が凝縮されているモノが目の前にあって、
その神がかった光景から目を離したくない。
一番近づけるところまで行くと、水しぶきで何も見えず、轟音で何も聞こえない。
呆けたように動かずにいると、周りの観光客に押し流される。
イグアス最大の目玉である、アルゼンチン側の「悪魔ののど笛」の鑑賞地は、
満員電車並みに混雑しているため、一箇所にずっと留まることはできない。


アルゼンチン側の国立公園はブラジル側よりも見所が多く、
「悪魔ののど笛」以外にもいくつかの瀑布が至近距離で見られたり、
滝を楽しむアクティビティが用意されている。
加えて、公園全体が「ジュラシックパーク」みたいなので、歩いているだけでも楽しい。
映画の舞台に使われてもおかしくない。
最初に「悪魔ののど笛」を見ていなければ、どこを見ても十分満足できただろう。


というわけで、今回の南米旅行のハイライトは、期待以上だ。
これまで行った観光スポットの中で、満足度TOP5には入る。
久々のヒットだ。これからは、建築よりも自然遺産かも知れない。
それにしても、こんなところでハイドロできたらなあ!!


それでは、今日はこの辺で。
たまには、気持ちよく締めようと思います。