三枚おろしにおける相関の論考

※Ver1.0.0

今年気持ちを改めて『今朝の三枚おろし』を聴き、感想を記すことを続けたことで何かしらの分析に値する十全なデータが得られたと考えた。よって、ここに実施した分析および論考を記載し、今後の知見とすることにしたい。

前提

『三枚おろし』単体でのデータを集積、様々な手法により分析したものの、特徴的な結果は得られず、せいぜいが「包丁でまな板を叩く音の音階は特になんとも相関していなかった」くらいであることがわかった。

また、このクソブログよりも立派なまとめサイトが存在するため、より精緻な分析はそちらにお任せすることとする。

ゆえに、ここでは『三枚おろし』に『おふくろ、もう一杯』のデータを掛け合わせ、各種変数を設定した上で、分析を行った。

分析・結果

多変量解析等、いくつかの分析手法に従いモデルを作成したところ、

『三枚おろし』における包丁音の周波数と『おふくろ』におけるセリフ「おふくろ!」の周波数の間に強い相関

が認められた。

また、『おふくろ』で取り上げられる地域を剰余変数としたところ、地域別に従い、相関の仕方にも変化があることがわかった。その結果を以下のFig.1にまとめた。

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一部の地域においては、線形の相関が見られ、また異なる地域においては指数関数的な相関が見られている。

今回の集計値からは上記の分析結果を導出することが出来たが、今後、『昭和は輝いていた』におけるテーマに対する鉄矢ののめり込み具合を加味することによって、さらに高次の分析が可能になることが推測される。

以上の示唆を、来年以降の実査手法に活用することを目指すこととし、論考を終えたい。