新潮文庫100冊読んでやるキャンペーン ④

61〜80なんたら冊。今気づいたけど、これ全部きっかりで100冊じゃないのね。
そろそろ予定通り飽きてきたぞ。


★★★ 一生本棚に置いておきたい傑作。
★★  一応とっておいて、時間がたったら再読してみようか。
★   たぶん速やかに遅滞無くブックオフ行き。
(無星) ノーコメント。推して知るべし。

砂の女 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)

★★
再読。読めば読むたびに「つまらん」と思う。たぶんオレのアタマがどんどん悪くなっているからかもしれない。もはやあんまり難しいことを考えている場合じゃないかもしれない。時間がないんだ、青春は。
李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

★★
再読。やけに面白かったなあ。どんな話かについては別に書かなくてもいいよなあ。
若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

★★
初めて読んだ。「ウェルウェルウェル…」と言いながら読んだ。
指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)

指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)

皆様、お疲れ様です。以上です、軍隊長!

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫)


今更ここ掘りますか、と感じる。しかし当時の明徳の諸君の姿を知るにはとてもいい資料。高校野球は、面白いけどこわいよね。見るけどさ。でも最近は柳沢慎吾ちゃんので十二分だけどさ。
四畳半王国見聞録 (新潮文庫)

四畳半王国見聞録 (新潮文庫)


けっこう難解。京都京都してたらイヤだなあと思っていたが、そんなことはなく「およよ、およよ」と言っているうちに話に引き込まれていた。いい読書の時間だった。
雪国

雪国


再読。面白いのか!と言われたら、うっすら微笑み目を閉じてごまかすしかない名著でもあり、スットコ本だとオレは思っている。ただし、文章を書き写して、文のお勉強をするにはとてつもなくうってつけの本。
人間の建設 (新潮文庫)

人間の建設 (新潮文庫)

★★
再読。めちゃんこアタマのいい2人が難しい話をしている。昔の人の方が総じて知的レベル高いんじゃないの、と暗澹たる気持ちにさせてくれること請け合い。話に食らいつくだけで精一杯。5年に1回読んで自分のレベルをチェックするのに使いましょう。
アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)

アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)


スルスルスルっと快便大王のごとく読みやすい。んで、おもしろい。長旅の移動中のお供にうってつけ。
世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ (新潮文庫)

世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ (新潮文庫)

★★
味も素っ気も恥も衒いも過度の演出も取っ払った、ルポ。電車は淡々と進む。しょっちゅう止まってるけど。「いつか自分も鉄道で横断してみたい」という人は持っておきましょう。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

★★★
ナメてかかって「やられた!」と叩きのめされた。エロいとか下品とかそんなんどうでもいい。今回読んだ本の中で一番のスマッシュヒット。第3回オレ文芸大賞受賞作。
きみの友だち (新潮文庫)

きみの友だち (新潮文庫)


安定の読みやすさ。学生時代に友達が少なかったオレとしては「いいね!」とうつろな目をして空虚に親指をグッと突き出すしかない。
夜の光 (新潮文庫)

夜の光 (新潮文庫)


あんまり友情だ青春だと言われると、「世の中は汚いよ」と嬉しそうにニヤニヤしながら言ってやりたくなる。若者の未来はすべてオレたちが食いつぶしてやりたい。
赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)


アーン。
歴史を考えるヒント (新潮文庫)

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

「歴史」ってもう言うな。なんも言うな。みなまで言うな。わかれよ!

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

★★
再読。やっぱり読むのしんどかった。読みつけてくれば読みつけるほど、登場人物の名前にしか目がいかなくなるね。マイネームイズ、シコルスキー。
走れメロス (新潮文庫)

走れメロス (新潮文庫)

★★
再読。「メロスってバカだなあ、アハハ」とおこたでミカンを食べながら読むのが正しい読み方です。
フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)

★★★
再読。すごく好きな本で、読むたびにガーン!ときてワオーッと興奮し、バックバクになるんだけど、内容を毎回きれいさっぱり忘れてしまいます。
十五少年漂流記 (新潮文庫)

十五少年漂流記 (新潮文庫)


再読。海は怖い、と思いました。
黒い雨 (新潮文庫)

黒い雨 (新潮文庫)

★★
再読。戦争って怖い、と思いました。
ナニワ・モンスター (新潮文庫)

ナニワ・モンスター (新潮文庫)


なんというか、こう、これといった感想がない。かといって読むのが辛かったかと問われればそんなことは全くなく、むしろシャバダバと読み終わった。ふしぎな本。
さがしもの (新潮文庫)

さがしもの (新潮文庫)

★★
いわれてみれば角田さんの本も初めて読むなあと思いつつ読了。リズムがうまく飲み込めなくて、読んでる最中につんのめったりしたが、これはこれでいいね。