「オイラオイラ、たけしだよ!」(振込詐欺)

カンヌでたけしの連れてるナオンが記事になっているので、おれがここ最近たけしについて思ったところを備忘で記しておく。

 

ここ最近のたけしの巷間いうところの”ご乱心”にはおれは全く心配していない。おうそうか、まあいいじゃん、という感じだ。

だいたいたけし、もう76歳。おれの周りの70代、80代なんてみんな死にかけだぞ。死んでないけど人間でもないぞ、て感じだ。カンヌにお呼ばれしてるだけで立派なもんだ。だいたい「最近のたけしは面白くない」て、貴様らいつまで言ってるんだ。70過ぎのじいさんに爆笑求めて、貴様ら楽しいか。ええおい。

「たけしってすごかったんだぜ」、それでいいのだ。

 

おれが思うに、たけし、一時期 ”育成”に関心を持っていた時期があった。うろ覚えだけど、00年代前半くらい。やけにエッセイとかでも家族、子供の話や軍団の話をして愛情を匂わせていたころがあった。

で、実際に育てる、ということに少しトライしてみたことがあったんじゃねえかな、とおれはにらんでいる。

でも、やってみたけどしっくりこなかった、ともにらんでいる。やってみたけど、イマイチうまくいかないし、面白くない。面白くないどころがストレスになることばかり。オイラ、あんまり育成とか指導とか向いてねえし、面白くもねえなあ、なんて思ったんじゃねえかな。

人育てるより自分でやった方が圧倒的に楽しい、面白い。どっかでたけしはそんなふうに割り切ったんじゃねえかとおれは勝手に考えている。

今のたけしはカッコ悪い、と思ってる人もいるだろうけど、それはそれでよし。たぶんたけし本人はわりと満ち足りてて「こいつはいいぜ」と思ってるんじゃねえかなあと、おれは考えているんだっての!ジャンジャン!