2023年に読んだ本

印象に残った本のメモを残しておく。今年から読書メーターをちゃんと使うようになったけど、いいねアレ。悪くないよ。

 

22年の年末に読んだ『方舟』がけっこう衝撃だったものだから、あまり読んだことのない日本の作家の本をよく手に取った気がする。

そして、本当に20年ぶりくらいに春樹を読んでみたりなんかもして。

老いた春樹と老いたおれのヴァイブスがたぶん合ったんだろうな。想像をはるかに上回って良かった。少林寺三十六房風に言うなら「今のは悪くない」てやつだ。

そのあとに読んだ『1Q84』は勘弁してけろ!てくらい古臭く感じちゃっていけませんでした。

 

でも、めちゃくちゃに面白かった!てわけでもないのに結局印象に残ってるのはアリ・スミスの四季シリーズとリチャード・パワーズだったりもして。

 

『エコー・メイカー』は正直面白いんだか面白くないんだか、どちらともいえないしそうじゃないかもしれませんね、という具合なのになぜかボンヤリだけど話覚えてるし、想像した情景も思い出せるもんなあ。

あと、たまたま読んで大当たりの愉悦を噛みしめたのはリチャード・ラングのこれ。

これはよかったなあ。よかったよかったてツイッタという名のXで呟いてたらラング氏本人にいいね!されたのはいい思い出。

24年もなるべくたくさん本を読みたいものですな。今ちょうど治(太宰の)の全作品集読んでて全然他の本読めてないけど。けどまあ、それはそれでいいじゃない。