突然ですが、キミ、ビートルズの4人って誰だかわかるかな？
「簡単さ！ ジョンでしょ、ポールでしょ、えっと…えーと…あ、リンゴでしょ！
それから…んーと…あれ？ 誰だっけ…あれ？ジョンは言ったよね？ えーと…あ！ マッカートニーだ！ ジョンとポールとリンゴとマッカートニーだ！」
ジョージ！ああ！
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新年度を迎え、気分も一新といきたいところだがそうは問屋がおろさない。
毎年咲き乱れ、そして舞い散る桜を見るたびに着実に自分のオツムが衰えていることを実感する。
おそらくハラハラと散っていく花のように、オレの脳細胞もフワリフワリと崩れて鼻水とかヨダレになって流出しちゃってるのだろう。
とにかく、記憶力の低下に愕然とすることが多くなった。
そして、思考を取りまとめるスピードの低下に唖然とすることが増えた。
さらに、シモネタばかりを繰り返す発想力の低下に呆然とすることが人生の多くを占めた。
もう何も知的な話はできない。わからないんだから仕方ない。
オレのボキャブラリーは減価償却が進み、残されているのはもはやチンチンとかチンチンとかチンチンといった低俗極まる単語がほとんどだ。
辛うじて「おはよう」とか「こんばんは」などの挨拶だけは覚えているので、
「おはよう！チンチン！」とか、
「もしもし、わたくしチンチンのチンチンと申します」とか、
なんかそんな感じですよ。そんな感じ。ざっくりとね。
もう呼吸をするようにシモネタ言ってる。というか、シモネタを言いながら呼吸をしているというニュアンス？ シモネタがあって呼吸ができる？ キミたちがいて、ボクがいる？ オレとお前と大五郎？ そんな感じですよ。そんな感じ。ざっくりとね。
言ってみればオレはシモネタゾンビ。脳がヤラれて単一思考です。
ひょっとしたらこれ、なんかのウィルスかもしれない。
このウィルスを培養して散布すれば、おそらく世界から戦争はなくなるのではないだろうか。
シモネタ言うんだから戦争なんかしてる場合じゃないはずだ。
まさに人類を救う最終平和兵器。パラドックスを孕んだ天使の誕生だ。
これ、もしかするとオレは今とんでもない発見をしてしまったのかもしれない。
さっそく「ためしてガッテン！」に売り込みに行かなくちゃ。悪いね。
チャオ。
