わたくし、健康優良性欲減退中な30代男性の「おひとりさま」である。
そんなわたくし、声を大にして言いたい。
「とかくこの国はおひとりさまに厳しい」と。
少しいいものを食べようと思って店に入れば周囲からは「なにあの人、友達いないのかしらプークスクス」と心ない視線。ああ氷の微笑。シャロン・ストーン。
自分を見つめなおす時間も必要と温泉旅館を訪ねてみれば「おひとりさまのご利用はちょっとアレなもんで」とキッパリ拒絶。ああ氷の微笑2。シャロン・ストーン再び（ラジー賞）。
薄曇の空を見上げて呟く、「ああ、この世界は独りで生きるようにできていないのね」と。頬にポツリと水滴。雨？いやこれは涙？どうして誰もボクを受け入れてくれないの？ボク？ボクが悪いの？ぶたないでママ！（ママ役はシャロン・ストーンで）
だが、わたくしは諦めない。おひとりさま男の地位を築くまで闘い続ける。さあ立ち上がり、共に闘おう、全国の同士よ。まずは決起集会だ。集会の内容はとりあえず近場の和民あたり（セレブはねぎしに）に各自適当な時に行ってホッピー飲むことです。
では、今月のCD紹介です。（今回もサマソニに出る奴らです）
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Smith Westerns / Dye It Blonde (2010) ★★
どうも、西海岸です！というアルバム。なんつうの、サーフつうの？ サーフではないか。ビーチボーイズからビーチを引っこ抜いてドリームを2割くらい増したような楽曲群。で、どことなくローファイっぽい滲み具合が味わい深いです。いいと思うよ。インディポップみたいな範疇に入るんですかね。なかなかリバティなチャンスが溢れてると思います。ヨロシクどうぞ！
ちなみにバンドの中心メンバーは日系なのかなんなのかオーモリ君って言うみたいですね。がんばれよ、大森！蒲田もシクヨロ！
Neon Trees / Habits(2010) ★★★
これは…これはいい。いいね！（世間で大流行のデジタルギャグ）
編成とか普通のバンドなんだけど、素晴らしいポップネス。でもただのポップではなくてかなりソリッドな感じ。いいね！（親指をグッと立てる）
久々にエレクトロな要素が少ないのに、レトロな部分も感じさせつつハイテンションで突っ走ってくれるバンドに出会えたような気がします。こいつは踊れるぜ！いいね！（人差し指と中指の間から親指をグッと突き出す）
インレイもキレイだしお勧めです…って、あ、もう既にかなり有名なのね。
